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主人かばい脚失う…「サーブ」銅像、命日に除幕(読売新聞)

2010.06.11
 暴走車から主人をかばい、左前脚を失った盲導犬「サーブ」の銅像が、中部盲導犬協会(名古屋市港区寛政町)の正面に設置される。

 3体作られた銅像は名古屋市と岐阜県に設置され、残る1体はアメリカに贈られる計画が果たせないまま25年近く保管されていた。サーブが死んで丸22年となる13日に除幕式が開かれる。

 同協会で育てられたサーブは1982年1月、岐阜県美並村(現・郡上市)で飼い主だった亀山道夫さんを暴走車から守るため事故に遭い、左前脚を失った。サーブの物語は本やアニメなどにもなり、全国で大きな反響を呼んだが、88年に死んだ。

 こうした活躍を伝える記事を読んだアメリカ・テキサス州の市民が請願するなどして、サーブは85年に「テキサス名誉州犬」の称号も得た。協会ではテキサス州などに贈る目的で、86年に3体の銅像を制作。ところが、州知事が交代するなどして実現しなかったという。

 銅像は現在、JR名古屋駅前から移転した市営バスターミナル(名古屋市中区栄)付近と、岐阜県郡上市の健康福祉センターさつき苑に設置されている。テキサス州に贈られるはずだった銅像は、協会の旧施設に約25年間、保管されていたが、協会が今年設立40周年を迎えたことから、改めて設置を決めた。銅像は誰でも自由にさわることができるようにするという。

 サーブを育てた当時の協会常務理事、河西光さん(故人)の妻で、同協会の河西宏枝普及啓発部長は、「サーブの問い合わせはいまだに多く、施設のシンボルとして設置することにも意味がある」と話している。(小栗靖彦)

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社民のごね得? 福島氏、頑なに「閣議で署名しない」 政府は譲歩…(産経新聞)

2010.06.01
 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)移設問題をめぐって、社民党は27日の常任幹事会で、閣議での政府方針への署名拒否を明言した同党党首の福島瑞穂消費者・少子化担当相の意向を、党の方針として正式決定した。連立崩壊を招きかねない福島氏と社民党の強硬姿勢は「チキンレース」そのものだ。だが、閣議での福島氏の署名が不要な「首相発言」方式で政府方針を示す妥協案を引き出しつつあり、事態は社民党の「ごね得」(民主党議員)の様相を呈している。(山田智章)

 福島氏は27日夕、国会内で、国民新党代表の亀井静香郵政改革・金融相から、閣議で政府方針に署名するよう説得された。しかし、福島氏は、「吹っ切れた感じ」(同席した国民新党幹部)で「辺野古はダメー」「署名はしない」と繰り返した。

 社民党は常任幹事会で、日米共同声明に移設先として「名護市辺野古」が明記されれば、閣議の署名に応じない方針を決定。連立離脱が一気に現実味を帯びた。

 もっとも、社民党国会議員12人のほとんどが連立残留派だ。ある幹部は「離脱したら党首一人しか参院選で通らない」と言い切る。

 常任幹事会でも、夏の参院選で改選を迎える近藤正道参院議員(新潟選挙区)が「今、連立離脱したら選挙が戦えない。民主党と選挙協力してやっとなんだ」と連立維持を訴えた。

 福島氏は27日夕、記者団から、「首相発言」での政府方針の表明への対応を問われ、「それなら私が署名するしないという話にならない」と述べ、連立離脱は本意でないとのシグナルを発している。

 それでも福島氏らが強気の態度を示したのは、かつて社会党時代の「同志」だった民主党幹部から支援を得ているからだ。民主党の輿石東参院議員会長は26日夕、首相官邸に乗り込み、鳩山由紀夫首相と会談、社民党を連立から離脱させないよう直談判した。

 輿石氏は27日午後の会見で「首相も私も連立を離れてもらいたいなんて思わない」と述べた。夏の参院選で改選を迎える輿石氏も連立解消はマイナスとみているのだ。

 社民党は政府方針に「辺野古」を明記させないうえ、「首相発言」へ後退させる譲歩も得そうだ。民主、社民両党が参院選を意識するあまり、日本の外交・安全保障政策はさらにゆがめられることになった。

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